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日本の今後の電力政策 [意見]

2011/5/4(水)

 やはり、電力供給を原子力発電所に頼ることは、今回の福島第一原発の事故をから無理だと思う。制御できなくなると放射性物質をまき散らすという原子力そのもの本質的性質が理由の一つでもある。他の理由は、日本が地震大国であること、今回の政府と東京電力の対応をみて、現在の日本では、技術的課題の前に、原発の事故防止や事故対応の点で、人間の能力の限界を超えているということである。今後、徐々に、全ての原発を廃炉すべきだろう。但し、物理学科出身の僕としては、何らかの形で研究は続けて欲しいと思っている。遠い将来(次世紀とか)技術と危機管理能力が発達して、原発が復活できるかもしれないからである。

 原発に代わるエネルギーとしては、高効率の太陽電池を殆どの建物・住居に配置し、同時に蓄電設備も配備する。同時に車は、プラグイン・ハイブリッドとし、自動車走行で発電した電力は、帰宅したら、蓄電設備に蓄電する。電力が不足する時は、まず蓄電設備の電力を使い、それでも足りない時は、送電線で発電所から送られてくる電力を使う。電力が蓄電設備の容量を超える時は、電力会社に電力を買い取ってもらい、電力の足りないところへ供給する。

 要するに、自然エネルギーとスマート・グリッドによる電力供給をすべきだという事である。それと、電力が足りなければ、重要度の低い電力需要からカットしていくように、優先順位を付けておくべきである。

 


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