映画「桜田門外ノ変」 [感想]
2010/9/17(日)
2010/9/16(土)から公開になった時代劇映画「桜田門外ノ変」を見てきました。
幕末に登場する西郷隆盛や坂本竜馬よりも、桜田門外ノ変を起こした水戸藩士の方が、武士としては、はるかに潔く、カッコ良く感じました。それでも、桜田門外ノ変がドラマ等で取り上げられ難いのは、明治維新に貢献した役割が、一人の独裁者の暗殺で、思想はサムライ時代に近いからでしょうか?
時代劇としては、僕は子供の頃から時代劇好きの祖父と一緒にチャンバラ・シーンを沢山見ましたが、今まで見たもので一番素晴らしいです。迫力があり、リアルで、カッコ良く、そして、残忍です。小さい子供にはちょっと見せられません。
茨城県出身者の僕としては、この映画を通じて、男らしさ、潔さ、志の高さなどの価値観が見直されるのと、水戸のイメージが良くなるのとを期待します。
そして、この大勢の命が犠牲になった淋しさを癒すような、alanの歌う主題歌「悲しみは雪に眠る」がヒットして欲しいです。
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