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「エヴァンゲリオン:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE」DVD [SF・アニメ]

2010/5/26(水)

「EVANGELION2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE」.jpg

 「新劇場版エヴァンゲリヲン:破」のDVD「EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE」のDVDを買ってきて、視聴しました。既に映画館で一度見ています。

 まず感じることは、映像のクオリティの高さです。美しく、緻密で、精巧で、躍動的で、素晴らしいです。普段見ているTVが如何に酷いか、思い知らされます。具体的に場面を上げるのは、沢山箇所があって大変なので、ストーリーの方に目を向けてみます。

 もっともインパクトがあるのは、3号機のパイロットが鈴原トウジでなくアスカであることだと思うのですが、結果シンジが友人を傷つける(殺したとは、確認できない!)ことになり、初号機パイロットを一時辞めることになる点では、TV版と同じだと思います。僕は、アスカのファンではないので、そういう解釈になります。

 個人的に、印象に残るのは、レイの心の変化です。「料理をするレイ」はTV版からは想像が付きませんし、ましてや、食事会を開催するなど、別な話を見ているようです。人は恋をすると変わるものだという庵野監督からのメッセージでしょうか? それとも、変わって欲しいという監督の願いでしょうか?

 シンジもみんなの危機に直面して、一度は辞めた初号機パイロットに復活するのみでなく、レイを助けようとして、活動停止した初号機を暴走させます。シンジも変われる、変わって欲しいということでしょう。

 演出として好きなシーンは、エレベータ内のアスカとレイです。TV版と違っていて印象に残ったところは、まず、レイの手をつかんだアスカがレイの指に自分の指と同じようにバンソウコが貼ってあるのに気が付いてイラつくところです。それと、レイの「碇君といると、ぽかぽかするの。」の台詞が凄く好きです。聴いてて笑ってしまうのと、自分の感情を上手く表現できないレイを良く表しているからです。 この場面が、アスカにシンジを諦めさせたのかもしれません。

 さて、最後は次回”Q”が気になる展開ですが、あと二回、庵野さんについていきます。良い作品を期待しながら。

 


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