「仮面」 [詩]
2008/07/08(火)
「仮面」
僕は見知らぬ男達に囲まれていた。
こいつらに正体をばれないように、
じっと心を沈め、言葉と表情を選んだ。
やがて、見方らしき人物が輪に加わり、
僕の正体に薄々気づいたようだ。
しばらくすると、さらに知人が加わったが、
こいつは敵だ。
しかも、僕が正体を隠している事になど、
まるで気づかない。
みんなが部屋から居なくなると、
僕は要りもしないのにくれた物を、
山程捨てた。
体にまとわり付いた不快感は、
捨てることが難しかった。
「仮面」
僕は見知らぬ男達に囲まれていた。
こいつらに正体をばれないように、
じっと心を沈め、言葉と表情を選んだ。
やがて、見方らしき人物が輪に加わり、
僕の正体に薄々気づいたようだ。
しばらくすると、さらに知人が加わったが、
こいつは敵だ。
しかも、僕が正体を隠している事になど、
まるで気づかない。
みんなが部屋から居なくなると、
僕は要りもしないのにくれた物を、
山程捨てた。
体にまとわり付いた不快感は、
捨てることが難しかった。
2008-07-09 00:24
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